漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
慢性的に鼻詰まりの症状が出ておよそ3年。
病院では、抗アレルギー薬2種と去痰薬と
点鼻薬が処方されています。
はじめは点鼻薬を使用すると
鼻が通って朝まで眠れていましたが、
最近は点鼻薬がほとんど効かない状態に。
横になっても2時間以内に呼吸が苦しくなり
目が覚めてしまうとのこと。
痰を切る漢方2種類と胃腸を強化する漢方を
おすすめしました。
併せて、痰・鼻水が出にくくなるように
食事の改善をお願いしました。
徐々に良くなっていき3か月位で
点鼻薬が以前の様に朝まで効くように
なりました。
根気よく続けてもらい
半年後には点鼻薬を使わない日でも
朝まで眠れるように
変わって行きました。
そして1年を過ぎる頃には
鼻の中の粘膜の腫れが
自分で見ても引いていて
鼻の通りが格段に良くなりました。
日中の眠気もなくなり
一日頭がスッキリして
過ごせるようになったそうです。
また鼻水・痰が出にくくなり
のどの違和感が消えたそうです。
胃腸の弱りが改善して
鼻の症状が楽になっているので
胃腸の強化を現在も継続して
います。
鼻粘膜の弱り・腫れから鼻が詰まっています。
粘膜の腫れは、余分な水分が粘膜に
溜まっているから起こっているので
飲食の注意が必要です。
胃腸の弱りがあると、余計な水分が
湧きやすいので、冷たいモノを避けたり
甘いものも中止してもらいました。
時間はかかりますが、漢方と養生を
根気よく続けていくと、余分な水分が減って
粘膜の腫れが治まっていき
鼻詰まりが起こりにくくなります。
なお今回の場合ですが
「これまで飲食の注意は受けたことがない」
そうですが、症状が悪化する時には
何が悪かったか分かるようにもなりなした。
次から量を減らしたり
注意するようになったことも
改善の大きいポイントになっていると思います。
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